2021年早々、野鳥を撮影してまいりました
あけましておめでとうございます。ブログを書き始めてから初の年越しとなります。
雑記帳という名のゲームブログと化しつつありますが、今年も雑多に書いていけたらなーと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、冬といえば野鳥!
渡り鳥をはじめ、多種多様な鳥が見られる時期です。おまけに、植物が元気な場所が限られるためか花や木の実がある場所には鳥が集まる印象があります。
そんな野鳥撮影に適した時期かつ正月休みで時間がある、ということで三が日中に二回ほど野鳥を撮影してきました。一回はとある住宅街の貯水池へ、一回は千葉県印西市の白鳥の郷へ行ってまいりました。
とある住宅街近くの貯水池
貯水池と侮るなかれ、植物の生え方や水質によっては野鳥が集まるポイントになります。色々なところにありますし、近くに住んでいれば通うことも容易と、隠れスポットが多いんじゃないかと思って最近狙っています。貯水池を見つけると覗き込む病気にかかっています。
住宅地に近いため人に慣れているのでしょうか、種類にもよりますが割と野鳥が近くに寄ってきてくれます。
今年最初の野鳥撮影、被写体になってくれた野鳥たちは以下になります。
ムクドリ
黄色いクチバシが目立ちます。群れていることが多い印象ですが、この子は単独でした。ポケモンのムックルの鳴き声って割とムクドリ感あってスゴイと思う今日この頃
カワラヒワ
おそらくカワラヒワでしょう。ぱっと見はスズメに似ていますが全体的にやや黄色っぽい印象です。羽の黄色が綺麗です。
群れで枯れたススキなんかをぴょこぴょこ飛び回ってました。
ハクセキレイ
頬が真っ白のハクセキレイ。住宅街でもよく見る鳥です。割と人に慣れている子が多い印象ですね。田舎より都会の方が近づいて撮影できると思います。
キセキレイ
こちらはキセキレイ。私の活動範囲ではハクセキレイ・セグロセキレイと比べるとちょっとレアな印象です。尻尾をぴょこぴょこ振りながら水辺を走り回っていました。
メジロ
目の模様ですぐわかるメジロ。うぐいす色の体色がとても綺麗です。枯草の茎をパリパリむしってました。枯草のほうから「パリパリパリパリ....」という音が聞こえてくるので探すのは簡単ですが、枯草に隠れがちなので意外と撮るのは手間だったりします。
カルガモ
貯水池なのでもちろん水鳥もいます。クチバシですぐわかるカルガモと...
オオバン
いっしょにオオバンも泳いでいました。カモやバンは渡り鳥で有名なスポットに行った方が沢山いますが、ちょっとした川や池にもちらほらいます。
コガモ
これは...コガモのエクリプス?メス?カルガモとくらべ二回りほど小さかったです。特徴的な模様がなくてもちゃんと区別できるようにならねば...
オカヨシガモ
調べたところオカヨシガモのメスが一番近いかな...?今回撮影に行った貯水池で見たのは初めてでした。今後も通ってチェックしたいところ。
カワセミ
そして貯水池一番の収穫はカワセミ!
毎回行くたびに見かけてはいるのですが、これまでで最も近くに寄ってきてくれました。ジーっと水面をにらんでいるうちに横から失礼して撮影。貯水池にいる野鳥の中では断トツで色鮮やかです。青とオレンジの対比がとても綺麗。
「清流の宝石」と呼ばれますが、条件さえそろえば住宅地の池にもいるんですね。貯水池の宝石...
以上、とある住宅街近くの貯水池の野鳥達です。今回の撮影ではちゃんと撮れなかった鳥もたくさんいます。シジュウカラとかヒヨドリとかモズとかスズメとか...。
貯水池は以外と野鳥スポットだったりするので、近所に大きい貯水池がある方はぜひぜひ双眼鏡片手に眺めてみてください。以外な鳥に出会えるかもしれません。
千葉県印西市 白鳥の郷
貯水池に撮影に行った次の日、千葉県印西市にある白鳥の郷へ出向いてハクチョウを撮影してきました。有名なハクチョウスポットで、撮影に行った際には田んぼ真ん中の道に大量の車が駐車しているなんとも不思議な光景が。
(ただし、道幅がせまく路上駐車禁止の範疇だと思います。撮影中にも警察の方が車を移動するよう指示されてました。)
田んぼの一角に大量のハクチョウ・カモが泳ぐ姿はなかなか衝撃的です。
これだけの数が狭い範囲にいるため、粘っていれば羽ばたいている瞬間を撮ることもできます。
ここで見られる鳥は種類こそ少ないものの、近くに寄ってきてくれるので観察や撮影がしやすいです。ガチ装備(超デカいレンズで超高速連写)の方もちらほらいらっしゃいましたが、スマホやコンパクトデジカメで撮影している方もたくさんいらっしゃいました。
ここで見られた鳥は以下の通りです。
コハクチョウ(の親子)
一緒に泳いでいたのでおそらく親子です。右が親、左が子です。ハクチョウの幼鳥はグレーの羽毛が特徴的です。
一番たくさんいました。ハクチョウのうち7, 8割くらいがコハクチョウだったんじゃなかろうか...。クチバシの黄色い部分がオオハクチョウと比べて小さめです。
オオハクチョウ
コハクチョウについで多かったのがオオハクチョウ。というかこの田んぼにいたハクチョウはコハクチョウとオオハクチョウが殆どでした。
クチバシの黄色がコハクチョウよりも大きく、とがったような模様になっています。
アメリカコハクチョウ(もしくはコハクチョウとの交雑種?)
このクチバシが殆ど真っ黒のハクチョウがアメリカコハクチョウです。この写真の個体は付け根の黄色模様がちょっと大きい気がするので、コハクチョウとの交雑種かもしれません。調べた限りでは純粋なアメリカコハクチョウはもっと模様が小さいような...?
かなり個体数が少なく、この日近くにいたのは二羽くらいでした。
オナガガモ
ハクチョウの写真にもこれでもかと映り込んでいましたが、オナガガモも大量にいました。田んぼにいたカモの殆どがオナガガモ。マガモの鳴き声らしきものを二回だけ聞いたのですが、結局見つけることはできませんでした。
アオサギ
たまーに空を飛んでたり、田んぼにやってきたりしてました。人に慣れておらず、ずーっと遠くにいる印象でした。
ビンズイ
隣の水が張っていない田んぼをテコテコ歩き回り、時折飛び立って目の前を横切っていきます。枯草の中にいたり遠くにいたりする個体が殆どでしたが、この子は人なれしているのかそこそこ近くをずっとうろうろしていました。
最寄り駅から白鳥の郷に向かう途中の田んぼ道でも電線に止まってたり地面を歩き回ったりしていました。この周辺に多く生息しているのかもしれません。
以上が白鳥の郷にいた鳥たちです。ハクチョウが頻繁に羽ばたいているため、羽ばたく瞬間の写真を狙いやすいのが個人的にウレシイところでした。次は時間を合わせて飛び立つ瞬間を狙ったりしてみたいです。
そんなこんなで年明け早々野鳥を撮れて幸せな気持ちになっております。鳥たちから頂いたエネルギーを糧に、新年頑張っていきたいと思います。
ではでは。